電磁波対策住宅の設計、神奈川県川崎市の設計事務所、建築家

快適健康環境+Design 森建築設計
住環境デザイン|快適住宅|健康住宅|建築設計事務所|神奈川県川崎市|横浜市|東京都

横浜馬車道アトリエ / 川崎等々力アトリエ

LinkIcon問合せメールを送る

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

HOME > 森建築設計の家づくり > 電磁波対策

快適で、健康で、省エネで、デザインされた「住宅」「賃貸住宅」なら神奈川県川崎市の設計事務所、森建築設計へ
住宅計画をお持ちの方は、まず最初に森建築設計との相性診断へお進みください。LinkIcon相性診断スタート
バウビオロギー建築のBIJバウビオローゲ資格を取得しました!!

電磁波対策、電磁波の影響を考慮した家づくり

1.電磁波の正しい知識を知る

電機配線.jpg電磁波は身の周りにあふれていますが、それを目で見ることはできません。「電磁波」と聞いて身体に良くなさそうという認識は持っていても、身体の不調が電磁波の影響なのかどうか分かりませんし対策らしきことは何もしていないということが現状でしょう。電磁波の対策は必要なのか、そもそも電磁波は身体に害があるのかを考えるためには正しい知識を知る必要があります。私は住宅設計で「目に見えない部分の性能」をとても大切にしています。温熱、気密、表面温度、空気質、湿気、通風などを研究して住宅設計に活かしているのはそのためです。電磁波も目には見えませんがその性質を理解して住宅設計において対策を考える必要があると感じています。

電磁波とは

電磁波は、電気の波です。波なので振動が伝わります。電磁波が進む速さは1秒間に30万㎞、「地球7周半」と言われる「光速」と同じです。波長の差はあれど光も電磁波の仲間なのです。電磁波と一口に言っていますが、実際は「電場」と「磁場」を合わせた総称です。「電場」は電圧によって生じるもので電圧が高いほど電場も大きくなります。電圧によって生じるので電気が流れていなくても発生しています。「磁場」は電機が流れた時に発生するもので、電流が大きいほど磁場も大きくなります。

電磁波の体への影響

X線や放射線など、一定以上の量にばく露すると確実に危険だとわかっている電磁波もありますが、私たちの身近にある50または60Hzという極めて低い周波数の電磁波もまた身体にとって悪い影響を及ぼす可能性が指摘されています。目に見えない波が体を通り抜けることにより細胞を破壊すると考えるとイメージしやすいでしょう。難しいのは電磁波の影響によって身体に不調が現れる人と現れない人がいる事です。また不調の度合いや症状が人それぞれ違うことです。

家電の電磁波

交流電源(コンセント)で動くすべて家庭用電化製品から電磁波は発生しています。中でもパソコンやホットカーペットなど、「使用時間が長く、かつ身体に直に触れるもの」からの影響が大きく、注意が必要な家電と言えます。一般に電磁波が大きいと考えられている「IHヒーター」は2008年以降に製造されているビルトインタイプの製品からはほとんど電磁波は発生していません。2008年を境に日本の全ての家電メーカーの「IHヒーター」の仕様が変わったからです。

建物の電磁波

建物、特に木造の住宅から強い電磁波が出ています。そしてそれは日本だけの問題であることが知られています。
なぜ日本だけの問題なのか?
と疑問に感じる方が多いことでしょう。理由は二つあります。一つ目は日本の電圧基準が100Vであること。二つ目は日本には電磁波の基準が定めれれていないことです。電圧が200Vであればアース(接地)が義務付けられているので電磁波の発生は極めて低くなりますが、日本の電圧基準が100Vであるためほとんどの家電はアース(接地)されていません。また電磁波基準が定められていないために電気技術者の認識も低く、基準のあるヨーロッパと比べて10倍以上の電磁波が発生しているのです。

ページの先頭へ

2.電磁波対策

電磁波.jpg電磁波対策の基本は二つです。一つ目はアースを取る事。二つ目は電磁波発生源から離れることです。
家電対策としてパソコンやホットカーペットなど直接体に触れるものの対策が第一に必要です。パソコンは単独でアースが取れる製品が発売されています。ホットカーペットは電磁波が極力発生しない製品(ヨーロッパ製品)の選定が必要です。アースされていない家電の使用中は距離を取れば有効で、家電から60cm以上離れればほとんど影響は受けなくなります。

次に建物でできる対策についてご説明します。右上の写真のように木造住宅の壁・天井・床の中には縦横無尽に電機配線が入っています。この電機配線から電磁波が発生するのです。もしこれから住宅を建設されるのであれば、100Vのコンセントでもアース付きのコンセントを設置すること、人が長時間居る場所(リビングソファーや寝室ベッドなど)の壁・床・天井内には電機配線を入れないような配線ルートとコンセント位置を設計することが重要です。
右の図面はバウビオロギー指針の中に示されている電磁波対策です。部屋ごとに電源回路を分ける事、ベッド回りなどは安静ゾーンとして電気設備のからまない壁面として設計するよう示されています。またソファーやベッドの壁裏には電磁波が発生する機器(分電盤、家電など)を設置しないようにすることも必要です。このような対策を施すことでほとんどの問題は解決します。

電磁波の影響を受けやすい方の中には電磁波過敏症で苦しんでおられる方がいらっしゃいます。上記の方法でも不安だという方は居間や寝室を部屋ごとアース(接地)する方法がございます。電磁波対策用のシートを床と壁(床から1m)に敷きこんで電機配線から出る電磁波を地中に流してしまうものです。

ページの先頭へ