葉枯らし天然乾燥材、神奈川県川崎市の建築設計事務所

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葉枯らし天然乾燥材

hagarashi1.jpg柱や梁は完成してしまうと隠れてしまう場所かもしれません。私は目に見えない部分の性能こそ大切にしたいと考えています。温熱も気密も湿気も表面温度も電磁波も目には見えませんが確実に住人の体に影響を与えているのです。
標準仕様として採用している構造材、天竜T.S.材は秋田・木曽とともに日本三大美林と言われる針葉樹(杉、桧)の有名産地である静岡県天竜地域から産出されています。そして天竜地域のなかでも「月齢伐採・葉枯らし天然乾燥」を行っている林業家組合の構造材です。

天竜T.S.材の特徴を簡単に紹介しましょう。
1、枝葉から水分を飛ばす「葉枯らし」を三か月以上行っている
2、製品は天然乾燥させる
3、月齢伐採法に従った伐採を行っている
4、伐採時期を明確にする履歴管理を1本1本行っている
5、腐れ・カビ・シロアリに強い

1、葉枯らし
  「葉枯らし」は伐採した場所に丸太を寝かせて木の水分を蒸発させる乾燥方法です。木が軽くなり運搬にかかるコストやCO2排出量が削減されます。また乾燥過程でフェノール成分が作られ色・艶・香りが良くなるという利点があります。
jikken3.jpg2、天然乾燥
  葉枯らし乾燥させた材は屋外で半年ほど乾燥させ、その後屋内でゆっくり熟成させるように乾燥させます。人工的な熱による乾燥はいっさい行っていません。天然乾燥させることにより、乾燥時のCO2発生量はほぼゼロ、内部割れによる強度的不安がなく粘り強い材になる、フェノール成分の流出を防ぎ色・艶・香りの良い材になるという利点があります。
3、月齢伐採法
  古来より「木は闇に切れ」と伝えられています。木は月のリズムによってその生命活動を変化させており、最適な時期に伐採をすると、デンプン質が少なく、腐りにくい、カビにくい、狂いにくいといった特性が得られるのです。天竜T.S.組合ではこの伐採法に従い月が欠けていく時期の伐採を徹底しています。
左の写真は月が満ちていく時期と欠けていく時期に伐採した材のシロアリ被害を比較したものです。月が満ちていく時期に伐採した木は明らかにシロアリ被害が発生していることがわかります。

4、伐採時期を明確にする履歴管理(トレーサビリティ)
  最近の食品には生産者の履歴管理されているものがあるように、天竜T.S材は1本1本の履歴(伐採日、伐採場所)が分かるように管理されています。組合では定期的に「与作ツアー」という伐採体験も行っていて、自分が切った気で家を建てることも可能です。
5、腐れ、カビ、シロアリに強い
  葉枯らしと天然乾燥を行う事によってフェノール成分(カビや腐朽菌を寄せ付けない成分)が作られカビや腐れに強い木材になります。加えてヤング係数E90という木造住宅としては十分は構造強度も備えています。CO2発生量は人工乾燥の1/5という低さです(CO2発生は運搬時のみ)。